自伝(その6)〜憧れの都会での一人暮らし〜

大学進学で上京

なんとか大学にも合格し,死にたいくらいではありませんでしたが,「憧れの花の都大東京」に行くことになります。地元の国立大学という選択肢もありましたが,田舎で育った私は,とにかく都会に憧れていましたので,あまり将来を深く考えず上京することにしたのでした。

夢のような一人暮らし…と思っていましたが,今まで親元でぬるま湯につかっていたせいか,当時の私にとっては,現実は意外と大変でした。

バイト代はアーケード基板購入に

早速,近所の某ファストフード店でアルバイトを始めました。家庭用ゲーム機では満足できなかった私は,バイト代でアーケード基板の購入を考えます。コンパネなど必要なものを揃えると,ゲームセンターの基板が自宅でプレイできる!と考えた私は,毎月のバイト代をほとんどアーケード基板購入に投じました。

やはりナムコのゲームが大好きでしたので,ナムコのアーケードゲームを中心に毎月基板を買いに行きました。今と違ってあまり通信販売がお手軽にできるわけではなかったので(できなくはないですが,さすがにワンクリックのみで購入とまでは行きませんでした)自分の足で基板ショップに行っていました。

  • キョーワインターナショナル(東京都品川区東五反田)
  • ロータスプレス(東京都渋谷区恵比寿)
  • 玉屋(東京都杉並区)
  • タイムマシン(東京都府中市)
  • サンカンパニー(神奈川県川崎市)

当時は上記お店によく行っていました。

キョーワインターナショナルは,上京前も雑誌 I/O の広告に載っていたので,一番最初に行ったお店です。

ロータスプレスは恵比寿のマンションの一室にあったと思いますが,とてもアットホームな感じで,麦茶を出して頂いたり,ハーネスを作ってもらっている間に田舎の話で盛り上がったり,とても親切なお店でした(…とよく他の方も書かれていますよね)。

サンカンパニーは,バブルシステムのグラディウスを買いに行ったことがあります。ここはお店という感じではなく,住宅街にある町工場のような感じで,小田急線百合ケ丘駅から住宅地を抜けて迷いながら相当歩いた記憶があります。真夏の暑い中,住所だけを頼りに電柱に書かれている番地を確認し,ときには通行人に聞きながら,たどり着いた時には夕方になっていました。今思うと Google Map って便利だな〜って思いますね。

でもやっぱり学生の一人暮らしは大変

私は大学に入っても,陸上競技部に所属していて,やはり,学業と部活とアルバイトの両立は大変でした。そのうち,アルバイトを続けることが困難になり,自然と仕送りだけでは足りなくなってきました(普通に生活する分には十分な仕送りです。コンパに参加したり,欲しいものを買ったりすると足りなくなるという意味です)。この浪費癖は今も改善していませんね…。

今思うとすごく後悔するのですが,集めた基板を売ることにしたのです。その時の買い取りはほとんど1万円以下,高くても2万円行かなかったと思います。イシターの復活とか,ドラゴンバスターとか,勿体なかったな〜。当時は,背に腹はかえられないといった感じでしたでしょうけど。

再びパソコンに目覚める

アーケード基板を買っていたせいか,「バックアップ活用テクニック」という雑誌(?)を毎月買っていました。別に基板専用の本というわけではありません。「パソコン/ファミコン・ハッカー必読の無敵(裏)解説書」です(笑)。それを読んでいるうちに,またパソコンが欲しくなってきました。

PC-6001mkII もまだ持っていましたが,時代の流れか,ソフトも記事も見かけなくなっていました。ちょうど時代は 16bit に移行していく時期だったと思います。

アーケードゲーム好きな私は,X68000 にとても憧れましたが,一式 40万円以上もするパソコンなんて,大切な基板を売り払うほどの私には,買えるはずがありません。余裕がなかった私は,安売りしていたパナソニックの MSX2,FS-A1mk2 を購入します。

こうして,再びパソコンに目覚めていくのでした…。

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